医療と福祉の資格と仕事
就職・転職に有利な医療と福祉の資格を網羅。 資格試験と仕事の内容についての解説付き。

准看護師

准看護師資格試験

准看護師資格試験


資格の種類・・・都道府県知事免許
難易度・・・
受験者数と合格率
<受験者数>  
<合格率> 
教育訓練給付制度・・・なし

受験資格
@看護師の受験資格を持つ者。
A文部科学省または厚生労働省指定の
 看護師養成機関で2年間の看護に関する学科を修めた者(卒業見込みを含む)
B都道府県知事が指定する准看護師養成機関を卒業した者

試験の内容
@人体の仕組みと働き
A食生活と栄養
B薬物と看護
C疾病の成り立ち
D感染と予防
E看護と倫理
F患者の心理
G保健医療福祉の仕組み
H看護と法律
I基礎看護
J成人看護
K老年看護
L母子看護
M精神看護

試験日・・・都道府県によって異なる。

試験地・・・全国各地

願書の請求と提出
各都道府県の准看護師試験担当課に直接または郵送で請求。
郵送の場合は、返信用封筒を同封のこと。
提出についても准看護師試験担当課に直接または郵送で提出。

受験料・・・6,900円(収入印紙)

問い合わせ先・・・各都道府県の准看護師試験担当課

准看護師資格制度と業務の実態

准看護師資格制度と業務の実態


准看護師資格は、
看護師と違い、
国家免許ではなく、都道府県知事免許です。

看護業務については
医師や看護師の指示を受けて行なう、と
定められていますが
仕事の内容自体に
看護師との違いはありません。

そのため
看護師と同様に仕事をしていながら
看護師と同等ではないため
給与水準が低く抑えられている実態があります。

もともと
准看護師制度は
戦後の看護師不足に対応するためのものでした。

日本看護協会としては
今日の看護師が
高度な専門的知識や技術が要求されることから
准看護師制度の廃止を希望しています。

ところが
日本医師会としては
低賃金の准看護師は貴重な労働力であることから
廃止には反対しています。

個人病院などでは
准看護師なくしては
病院経営が成り立たなくなるというのが
実態といえるかも知れません。

准看護師制度廃止の動向

准看護師制度廃止の動向

准看護師は
平成14年時に比べ約3%減少してはいるものの
現実的には即戦力として重要な働きをしています。

世の中の動きとしては
看護師と准看護師の矛盾を是正するため
准看護師制度は廃止の方向に向かっており
実際、准看護師の養成機関は徐々に減少しています。

同時に
准看護師を看護師に引き上げるための
対策も講じられており
2004年から
10年以上の臨床経験のある准看護師から
看護師への通信制の移行教育が始まっています。

そして2006年には
こうした教育を受けた准看護師が国家試験を受験しています。

そういう世の中の動きの一方では
看護師にはなりたいものの
家庭の事情やその他諸々の事情により、
看護師教育を受けることができない、という人も多く存在します。

そこでとりあえず
まずは准看護師の資格を取得したいという人も多く、
毎年、多数の人が准看護師試験を受験しています。

そういう事情を勘案すると
国としても、
看護職の不足が深刻化していることもあり
いきなり准看護師資格や制度が廃止されることは考えにくく
少なくとも
看護職を目指す人にとって
さまざまな選択肢が用意されていくものと考えられます。