介護福祉士
介護福祉士資格試験
■介護福祉士資格試験
◆資格の種類・・・国家資格
◆難易度・・・★★
◆受験者数と合格率(2007年1月)
<受験者数> 145,956人
<合格者数> 73,606人
<合格率> 50.4%
◆教育訓練給付制度・・・あり
◆受験資格
@(所定の施設において)介護の実務経験が3年以上ある者。
A福祉系の高校または中等教育学校(専攻科を含む)において
所定のカリキュラムを履修した者。
※専攻科・・・NHK学園、基督自然学園の2年間の通信教育など。
◆試験の内容
筆記試験
@社会福祉概論
A老人福祉論
B障害者福祉論
Cリハビリテーション論
D社会福祉援助技術(演習を含む)
Eレクレーション活動援助法
F老人・障害者の心理
G家政学概論
H医学一般
I精神保健
J介護概論
K介護技術
L形態別介護技術
実技試験
介護等に関する専門的技能
※2005年度試験から介護技術講習制度が導入され
介護技術講習を終了すると、申請により実技試験が免除されます。
◆試験日
筆記試験・・・1月下旬
実技試験・・・3月上旬
◆試験地
筆記試験・・・全国19ヶ所
実技試験・・・全国12ヶ所
◆願書の請求と提出8月上下旬〜9月上旬に
社会福祉新興・試験センターに書留郵便で提出。
◆受験料・・・12,800円
◆問い合わせ先
(財)社会福祉新興・試験センター
〒150-0002 東京都渋谷渋谷1-5-6
(пj03-3486-7559 http://www.sssc.or.jp/
介護職と介護福祉士
■介護職と介護福祉士
介護福祉士は
日常生活を営むのに支障がある人達の介助や介護を行い、
その人(要介護者)や介護者に対し
相談・指導・援助を行う介護福祉の専門職です。
介護福祉士資格は国家資格です。
介護福祉士、ケアワーカー、ホームヘルパーなど
介護や福祉に関わる職種の呼称は複雑です。
考え方が統一されていない場合もあります。
ケアワーカーは、
高齢者や障害者等、
日常生活に対する援助を必要とする人に対して、
衣服の着脱・入浴・食事等の介助やお手伝いを行いますが
資格を必要としません。
しかし、実際には
介助・介護の現場において、
介護福祉士の資格取得を求められます。
介護福祉士は
ケアワーカーの国家資格者と解釈すればいいでしょう。
介護福祉士の職場は
施設における介護職と在宅のホームヘルパーに
大別されるようです。
現行のホームヘルパー制度は
介護福祉士に統一されるべく移行中ということです。
介護福祉士とホームヘルパーは基本的に
職域的に同じものと解釈していいと思います。
介護福祉士の資格
■介護福祉士の資格
介護の仕事にたずさわるには
必ずしも
介護福祉士の資格が必要なわけではありません。
しかし仕事の性格上、
介護の職場ではほとんどの場合
介護福祉士の資格を取得するよう要求されるようです。
介護福祉士の資格を取得するには、次の2つの方法に大別されます。
★介護福祉士養成施設を卒業して介護福祉士資格を取得する。
※試験を受ける必要はなく、申請すれば登録名簿に登録されます。
★3年以上の実務経験を積んで介護福祉士国家試験に合格する。
介護福祉士資格は
2006年4月の介護保険制度の見直しにより
新たな地域密着型サービス、介護予防サービスの担い手として
これからの高齢化社会を支える重要な役割を果たす
資格として注目されています。
2006年初頭の
介護福祉士の資格登録者は約46万人。
これから急速に進む高齢化社会を見据えた場合
まだまだ介護福祉士の数は足りません。
介護福祉士の不足を解消するため
現行のホームヘルパー制度を見直し
ホームヘルパーを介護福祉士に統一するような
動きもあるようです。
介護福祉士の養成が急務となっている状況の中
地方自治体や社会協議福祉会が中心となって
介護福祉士資格を取得する希望者に対して
修学資金を援助したり、
受験対策講座を開講したりしているところもあるようです。
介護福祉士は
就業年齢に関係なく将来性のある資格といえます。
介護福祉士の仕事
■介護福祉士の仕事
介護福祉士は
寝たきりの高齢者、認知症高齢者、身体・知的障害者などを
専門的知識と技術で介護・サポートします。
入浴・排泄・食事・着替え・外出の介助
等の介護を行うとともに
介護者や家族に対して介護に関する指導を行います。
服薬の介助や通院の付き添い、
医療機関への連絡、救急時の対応などの健康管理に加え、
日常生活における電話や買い物の代行、手紙の代筆、
社会活動への参加の支援など
仕事の範囲は実に多岐に亘ります。
在宅の介護(ホームヘルパー)の場合は
これらの業務以外に
掃除・洗濯・調理などの
家事一般の仕事も加わります。
心をこめて
介護や援助を行うことが大切ですが
それと同にに
要介護者が自立できるように
本人の能力を引き出す支援も
介護福祉士の大事な仕事として位置づけられています。
介護福祉士の就職先
■介護福祉士の就職先
介護福祉士は
主として次のような職場に就職しています。
・市区町村
・福祉公社
・社会福祉事業団
・社会福祉協議会
・特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)
※特別養護老人ホームは老人福祉法による呼称、
介護老人福祉施設は介護保険法による呼称です。
・介護老人保健施設
・身体障害者福祉施設
・知的障害者援護施設
・訪問介護事業所
・福祉系企業・事業所・生協
介護福祉士として、
行政機関等に就職する場合は
一般行政職としての
公務員採用試験に合格しなければなりません。
最近では
介護福祉士資格取得が
採用試験の条件になっているようです。
勤務先が
行政機関や企業等の場合は原則として日勤です。
福祉施設や訪問介護事業所などの場合は、
遅番、夜勤、宿直もあります。
